非定型職務の賃金体系
役割貢献度賃金の考え方で、非定型職務
に従事する一般社員の賃金体系を設計する方法は、目標管理制度による業績評価の反映の仕方がポイントになります。それには、まず職務の性質・成果の現れ方を理解する必要があります。

賃金体系のあり方
職務の性質から、社員の経営貢献を引き
出し、人材育成を図りつつ成果に報いる「範囲型職務(職能)給」とします。
範囲型職務(職能)給
「範囲型職務(職能)給」は、多くの場合図のように設計されています。

経営者・人事担当管理者の留意点
このような賃金体系は、定期昇給を必要とせず、貢献度に応じて級内昇給基準・昇格昇給・降格降給基準を設計すれば、下級者が頑張って上級者を追い越し可能で、上級者にもインセンティブとなる賃金制度が設計できます。